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NJバイオ、L2P ® サービスの資産取得および統合によりトランスレーショナル・リサーチのギャップを解消

ニュージャージー州プリンストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ニュージャージー州プリンストンに本社を置く主要な受託研究および臨床製造サービスプロバイダーであるNJバイオは、L2Pリサーチラボ®(「Lab to Pharmacy」)の研究サービスの資産取得と完全統合を発表しました。これにより、同社のサービス・ポートフォリオがさらに拡大し、トランスレーショナル・リサーチのギャップを解消します。

現在、生物学的分子が第1相臨床試験を通過する際の脱落率は非常に高く、この課題を克服するための鍵はトランスレーショナル・リサーチにあります。NJバイオは、非臨床および初期段階の臨床研究開発を専門としており、主にADC(抗体薬物複合体)、バイオコンジュゲーション、カスタム合成、オリゴヌクレオチド、mRNAに重点を置いています。しかし、同社が顧客に提供するトランスレーショナル・リサーチのサービスにはこれまで空白がありました。今回、L2Pのサービスの資産取得および統合により、NJバイオは非臨床からトランスレーショナル・リサーチに至る包括的な研究サービス群を一つの枠組みの下で提供できるようになり、概念実証段階から臨床段階へと円滑に移行させることが可能になりました。このアプローチにより、データ主導型のより賢明な意思決定が促進され、開発期間の短縮と臨床成果の向上が図られ、クライアントの第1相以降のプログラムにおける成功の可能性が高まります。

L2Pリサーチラボ®は、統合的な非臨床研究開発支援、とりわけ腫瘍研究およびIND(治験届)申請を支援するサービスで高く評価されてきました。これらのサービスがNJバイオの提供内容に統合されたことにより、L2Pリサーチラボ®は独立した事業運営を終了し、その非臨床・トランスレーショナル・リサーチのサービスは今後、NJバイオのブランドのもとで独占的に提供されます。

NJバイオは今後、シンジェニックモデル、PDXモデル、オルソトピック(同所性移植)モデル、ヒト化マウスモデルに加え、ILDモデルおよび高度なin vivoイメージングなど、非臨床腫瘍研究およびトランスレーショナル・リサーチの機能を提供できるようになります。すべてのサービスはGLP(適正試験実施基準)に準拠した手法で実施されており、NJバイオはコンプライアンスと品質基準をさらに強化するため、AAALAC認証およびOLAW保証の取得を進めています。

NJバイオについて

NJバイオは、ニュージャージー州プリンストンに本社を置く大手受託研究機関(CRO)です。米国ペンシルベニア州ブリストルおよびインド・ムンバイにも化学研究施設を有し、バイオテクノロジーおよび製薬業界の企業に対し、化学と生物学を融合した統合的なサービスを提供しています。NJバイオのチームは、バイオコンジュゲーション、有機合成化学、タンパク質を基盤としたバイオ医薬品、トランスレーショナル・リサーチ、GMP製造に関する高い専門知識を有しており、顧客の創薬および開発プログラムの加速を支援するカスタマイズされたソリューションを提供しています。詳細については、www.njbio.com をご覧ください。

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Contacts

Rachel Fernandes
info@njbio.com

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