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ビジネス・イノベーションを支えるテクノロジー:レノボとドリームワークス

  • ドリームワークス・アニメーション、レノボとの優先テクノロジー・プロバイダー契約を拡大―レノボの最先端サービスとソリューションを取り入れ、信頼関係をさらに強化
  • レノボの高性能ワークステーション、ハイ・パフォーマンス・コンピューティング(HPC)インフラストラクチャー、デジタル・トランスフォーメーション・サービスなどエンドツーエンドのテクノロジー・ポートフォリオがドリームワークスの創造的イノベーションの限界突破を支援―スピード、品質、創造性を損なうことなく実現

ノースカロライナ州モリスビル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ドリームワークス・アニメーションは、レノボとの提携をさらに強化し、同社を優先的なコンピューティング・サービス、ワークステーション、ソリューションのプロバイダーに指名しました。これは、レノボのソリューションとサービスによって強化された信頼関係の節目となるパートナーシップです。デバイス、データセンター・インフラ、サービスをレノボのシームレスなエコシステムに統合することで、ドリームワークスは芸術的・技術的なチームの高まる要求に対応できる計算能力を拡張しています。これは、ますますダイナミックになる業界において不可欠な強みとなります。この協業の核心には、サービス品質の向上への共通のコミットメントがあり、ドリームワークスがあらゆるビジネス変革において継続的に支援を受けることが保証されています。

レノボの戦略的なサービスとソリューションは、すでにドリームワークスの制作パイプラインやビジネス・インフラに具体的な効果をもたらしています。

•「Lenovo Neptune™液体冷却システム」を採用することで、パフォーマンスが20%向上し、レンダリング速度の改善や反復サイクルの高速化が可能になりました。

•「ThinkStation™ P620」で動作するアニメーション・プログラムのパフォーマンスが、従来のワークステーションと比較して25%向上し、読み込み時間の短縮やアーティストの作業環境の全体的な改善につながりました。

•データセンターの98%の稼働率と『野生の島のロズ』(原題:The Wild Robot)のために3億時間の計算処理時間を達成し、レノボのインフラは前例のない創造的な需要に対応できる規模に拡張されました。

「長年にわたる関係とレノボの一貫した優れたサービス提供実績を踏まえ、協業の拡大は自然な流れでした」と、ドリームワークス・アニメーションのテクノロジー/コミュニケーション/戦略的アライアンス担当シニアバイスプレジデント、ケイト・スワンボーグ氏は述べています。「この協業の深化により、ドリームワークスはビジネス目標の達成と、世界トップクラスの映画制作に必要な柔軟性と事業規模を確保することができます」

「この関係の拡大は、複雑なクリエイティブ・ワークフローを支え、現代のコンテンツ制作のニーズに応えるうえで、高度かつスケーラブルなテクノロジーとサービスが果たす重要な役割を示しています」と、レノボのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼ソリューション&サービス・グループ担当プレジデントのケン・ウォンは述べており、次のように続けます。「また、映画制作やビジネスにおいて、可能性の限界を押し広げるために求められるパフォーマンス、信頼性、イノベーションを実現するには、信頼できるテクノロジー・パートナーシップが戦略的に重要であることを改めて浮き彫りにしています」

統合されたイノベーション:レノボとドリームワークスによるテクノロジー・エコシステムの拡大

戦略立案から24時間365日の運用まで、レノボが提供するのは単なる高性能ハードウェアにとどまりません。ドリームワークスのテクノロジー・チームが本来の業務に集中できるよう、サービスを中核に据えたエコシステムを提供しています。レノボのスケーラブルなサービスモデルは、日常的なサポートからアーティスト向けの重要なコンピューティング環境の導入までを網羅し、ドリームワークスのようなエンタープライズ環境において、あらゆる制作段階で必要とされるツール、俊敏性、即応性を確保します。

  • 「ThinkStation™」および「ThinkPad™ Pシリーズ」ワークステーション– 現代的な映画制作を含むあらゆる環境において求められるパフォーマンスと応答性を実現するように設計されており、アーティスト、テクニカル・ディレクター、その他の専門家にとって理想的な製品です。
  • 「ThinkSystem™」サーバーおよびHPCインフラストラクチャー– 計算集約型のレンダリングおよびアニメーション・パイプラインを強力にサポートします。
  • 新サービス:「TruScaleインフラストラクチャー・アズ・ア・サービス」– 大規模な資本投資を避けながら、ドリームワークスが必要に応じてコンピューティング資源を柔軟に拡張できるようにします。本サービスはThinkSystem™および「ThinkAgile™」の全ポートフォリオに対応しており、インフラ容量を制作スケジュールに合わせて調整するよう設計されています。

レノボのTruScale™により、ドリームワークスはオンプレミスのインフラの制御とセキュリティを保持しつつ、24時間365日のプロアクティブな監視、マネージド・サービス、および専門家によるサポートのメリットを享受できます。レノボはサービス・ポートフォリオの一環として、ドリームワークスのサステナビリティ目標も支援しており、旧式システムの廃止や、よりエネルギー効率の高いテクノロジーへの移行をサポートしています。

インフラストラクチャーは、ほんの一部に過ぎません。ドリームワークスは、24時間体制のサポート、迅速な問題解決、ダウンタイムの最小化を実現するために、レノボの「プレミアサポート・プラス」を活用しています。プレッシャーの高い創造的な環境においては、複雑さを軽減し、チームが厳しい制作目標を達成するために、迅速なサポートと専門的な計画が不可欠です。

実証されたパフォーマンス:想像のスピードで動くテクノロジー

ドリームワークスとレノボのパートナーシップは、最先端のテクノロジーを通じて創造的な野心が現実となった物語です。最も技術的に要求の厳しい制作において、ドリームワークスはレノボの高性能コンピューティング(HPC)ソリューション、Neptune™液体冷却システムを採用し、既存のデータセンター空間内でコア性能を向上させるとともに、エネルギー効率とシステムの安定性を強化し、より少ないリソースでより多くを可能にしました。同様に重要だったのは、リアルタイムでの反復作業が可能になったことです。レノボのインフラストラクチャーにより、アーティストは複雑なデジタル環境を、より迅速かつ正確に探索、精緻化し、具現化することができました。

レノボのプロフェッショナル・サービスにより、ドリームワークスは迅速かつスムーズにスケールアップすることが可能になりました。1週間かかると予想されていたHPCの導入が、わずか1.5日で完了しています。カスタム・ハードウェアの統合からきめ細やかなサービス、プロアクティブなサポートに至るまで、すべての導入はシームレスな実行と即時の本番稼動が可能なように構築されています。

この堅牢なテクノロジーとサービスの基盤は、現在、『The Bad Guys 2』(2025年8月公開予定)や、発表されたばかりの『Forgotten Island』(2026年9月公開予定)など、ドリームワークスの大胆な新作群を支えています。また、『シュレック5』(原題:Shrek 5)(2026年12月公開予定)の制作においても中心的な役割を果たし、レノボが同スタジオの最も象徴的かつ技術的に野心的な作品に与える影響力の大きさを、改めて示すことになります。

将来を見据え、レノボはドリームワークスにおける複雑な運用やインフラストラクチャー・プロセスの簡素化だけでなく、予測分析やインテリジェントなワークフローの実現も支援しています。これらは、ワークステーション、データセンター・システム、TruScaleサービスを含む、レノボのAI最適化インフラストラクチャーによって支えられています。ドリームワークスでは、映像の生成にAIは使用していないものの、制作パイプラインの効率化を図り、アーティストが創造性にさらに集中できるようにするため、AIの可能性について研究を進めています。この統合型エコシステムは、個々の創造性とスタジオ全体のエンドツーエンドの制作体制とをつなぎ、ドリームワークスがコンセプトからスクリーンまで、より迅速に、柔軟かつ革新的に移行できるよう支援します。

最高技術責任者(CTO)のビル・バレウ氏は次のように述べています。「レノボとのパートナーシップの拡大は、ドリームワークス・アニメーションのテクノロジー戦略の重要な要素です。レノボのハードウェア・ソリューションは非常に高い性能を誇っており、今後はレノボのAIチームと協力し、コンピューティング・インフラストラクチャーをさらに最適化するソリューションを見出していくことを期待しています」

「生産戦略が進化する中、レノボとドリームワークスのパートナーシップは、企業が統合型テクノロジーを活かし、インテリジェントに規模を拡大し、創造性と運用面の卓越性に対する要求に応えるためのモデルケースとなっていきます」とウォン氏は付け加えました。.

大胆なアイデアを画期的なイノベーションに変えるレノボのサポートの詳細

レノボで可能になる未来を発見しましょう。創造性とAIへの挑戦に応えるために設計された、ワークステーション、データセンター・ソリューション、エンタープライズ・サービスの全ポートフォリオをご覧ください。

「Lenovo Hybrid AI Advantage」を活用して、エッジ、クラウド、オンプレミス環境におけるAIを加速させましょう。戦略立案から24時間365日の運用まで、専門的なサポートはレノボにお任せください。まずは「AIディスカバー」でスマートにスタート。ユースケースの特定、導入準備の評価、そして迅速な成果創出を支援するガイド付きコンサルテーションです。

こちらをご覧いただくか、世界各地でのイベントでレノボの専門家にぜひご相談ください。

LENOVO、THINKPAD、THINKSTATION、THINKSYSTEM、THINKAGILEおよびTRUSCALEは、レノボの商標です。その他すべての商標はそれぞれの所有者に帰属します。©2025 Lenovo Group Limited. All rights reserved.

Lenovoについて

Lenovo(レノボ)は、年間収益690億米ドルを誇る世界的なテクノロジー大手です。フォーチュン・グローバル500で248位にランクインしており、180の市場で日々数百万の顧客へサービスを提供しています。「すべての人に、よりスマートなテクノロジーを」という大胆なビジョンを掲げるレノボは、世界最大のPC企業としての成功を基盤に、AI対応、AI準備、AI最適化されたデバイス(PC、ワークステーション、スマートフォン、タブレット)、インフラストラクチャ(サーバー、ストレージ、エッジ、ハイパフォーマンス・コンピューティング、ソフトウェア定義インフラストラクチャ)、ソフトウェア、ソリューション、サービスのフルスタック・ポートフォリオを展開しています。同社は、世界を変えるイノベーションへの継続的な投資を通じて、誰もがどこでも公平で信頼できる、よりスマートな未来を築いています。レノボは、Lenovo Group Limited(HKSE:992)(ADR:LNVGY)として、香港証券取引所に上場しています。詳細については、 https://www.lenovo.com をご覧いただき、最新のニュースは当社の StoryHub をご覧ください。

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