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ビットフューリー、倫理的な新興テクノロジーを推進する10億ドル規模のイニシアチブを開始

同社は2025年第4四半期にも資金の拠出を開始する予定

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ビットコイン採掘企業からテクノロジー・インキュベーターへ転身したビットフューリーは、10億ドル規模の資金提供イニシアチブの立ち上げに伴い、投資会社への転換を発表しました。同社はこれにより、倫理的な次世代イノベーターを支援することを目指しています。

同社の新たな使命は、急速に進むテクノロジーの進歩と、倫理的発展の緩やかな進化との間に生じている隔たりを埋めることであり、この断絶こそが多くの世界的課題の根本原因であるとビットフューリーは捉えています。使命を持つ創業者を支援することで、同社は新興テクノロジーの中心に倫理性、透明性、人間の価値観を組み込むベンチャー事業の加速を目指しています。

ビットフューリーの投資会社としての新たな章は、同社の先駆的な歩みを土台としつつ、テクノロジー提供企業から責任あるイノベーションを促す世界的な触媒へと役割を広げるものであり、デジタル経済が誠実さと長期的な持続可能性を備えて発展していくことを確実にするものです。

ビットフューリーは2011年にビットコイン採掘企業として設立されましたが、その後の15年間で、ブロックチェーン時代に創業された世界有数の先駆的テクノロジー企業としての実績を築いてきました。同社は、米国およびカナダでそれぞれビットフューリーのマイニング事業として始まったNASDAQ上場企業のサイファー・マイニング(CIFR)やハット8(HUT)を含む、複数の成功企業をスピンアウトしてきました。同社はまた、AI時代の超高密度で持続可能なコンピューティング向けに設計された浸漬冷却のパイオニアであるLiquidStackを設立し、さらにAIチップおよびハードウェア設計の欧州リーダーであるAxelera AIを共同創業しています。これらのビットフューリー発の企業群は現在、AIやビッグデータの取り組み、さらにはデジタル資産を支える、エネルギー効率の高い現代的なコンピューティング基盤の中核を形成しています。

信頼と説明責任へのコミットメントを原動力として、ビットフューリーは業界を代表する暗号資産コンプライアンス企業の1つであるCrystal Intelligenceも立ち上げ、さらに、ビットコインおよびブロックチェーンに関わる犯罪行為に対抗するため、Blockchain Allianceの創設メンバーにも名を連ねました。Blockchain Allianceは、法執行機関に教育と技術支援を提供することで責任ある利用を確実にする、公民連携組織です。また、協働と教育を強化するため、ビットフューリーはGlobal Blockchain Business Council(GBBC)も設立しました。

「ビットフューリーは常に、テクノロジーは人類の進歩に資するものでなければならないと考えてきました」と、ビットフューリーの共同創業者兼CEOであるヴァル・ヴァヴィロフは述べています。「この次の章では、目的を持って事業を築いてきたミッションドリブンな投資家と創業者が結集し、その志を共有する次世代のイノベーターを支援していきます。私たちはともに、イノベーションと価値観を調和させ、人々をより自立的かつ創造的で、さらに自由にするテクノロジーを築くことができます。」

「私たちの使命は、人々に役立ち、長期的なレジリエンスを促進するテクノロジーを構築する創業者や投資家の触媒となることで、イノベーションと倫理の隔たりを埋めることです」と、ヴァヴィロフは付け加えています。「私はこれまでの人生を通じて、信頼を強化し、人類をエンパワーする仕組みの構築に力を注いできました。そして、それこそがビットフューリーが今日も歩み続けている道なのです。」

「ビットフューリーがテクノロジーリーダーを育成し、成長させてきた実績は、今後は新たな世代のサイエンスドリブンなベンチャーに応用されていきます」と、ビットフューリーのバイスチェアマンであるジョージ・キクヴァッズは述べています。「私たちは、人類の前進に実質的な貢献をもたらすテクノロジーをスケールさせるために、資本、専門知識、そして使命を備えたミッションドリブンな投資家と創業者のネットワークを結集しています。」

「ビットフューリーは創業当初から、責任あるイノベーションに不可欠な官民間の信頼構築において建設的なパートナーであり続けています。最先端テクノロジーに倫理的なガードレールを組み合わせる創業者を支援するという彼らの次の章は、まさに今の世界が必要としているリーダーシップそのものです」と、Blockchain Allianceのディレクターでありビットフューリーのアドバイザーでもあるジェイソン・ワインスタインは述べています。

ビットフューリーはすでに本イニシアチブ向けの10億ドルを確保しており、資金はこれまでの事業運営、成功した投資、そして投資家ネットワークから調達されています。同社は今年にも資金の拠出を開始する予定です。

ビットフューリーについて

2011年に設立されたビットフューリーは、ブロックチェーン、人工知能、先端コンピューティング分野にわたりソリューションを開発するグローバルなテクノロジー企業として知られるようになりました。ビットコインの制度化やデジタル資産エコシステムの構築において重要な役割を果たしてきた同社は現在、長期的なパートナーや協力者からなるグローバルネットワークとともに、ミッションドリブンな投資家と創業者を結集する10億ドル規模の資金提供イニシアチブを主導し、人間の自由と創造性を強化する倫理的かつ科学に基づくテクノロジーを推進しています。詳しくは www.bitfury.com をご覧ください。

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