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BeOne Medicines、R&Dデーで画期的なオンコロジー・パイプラインを紹介

ブルキンザ、ソンロトクラックス、BTK CDAC、およびそれらの併用を含めた試験データは、慢性リンパ性白血病(CLL)患者集団全体の満たされていないニーズに包括的に対応することを目的としています。

CDK4阻害剤、B7-H4 ADC、新しいPRMT5阻害剤を含む、乳がん、肺がん、消化器がん製品群のパイプライン(新薬候補)資産から得られた有望な新しいデータが紹介されます。

パイプラインは現在、極めて重要な転換点にあり、今後18か月以内に20件の短期的マイルストーンを控えています。

カリフォルニア州サン・カルロス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 投資家向けの重要なお披露目となるこの日、グローバル・オンコロジー企業のBeOne Medicines(NASDAQ:ONC;HKEX:06160;SSE:688235)は、この投資家向けR&D(研究開発)デーにおいて、業界をリードする腫瘍学領域のパイプラインの大きな進展を発表します。同イベントは、開発中の臨床・商業段階にある40超の新薬候補を持つ同社にとって転機を迎えており、規模と意欲の両方を示唆しています。

BeOneの共同創業者で会長兼最高経営責任者(CEO)のジョン・V・オイラーは「BeOneで、私たちの使命はシンプルかつ大胆で、それは世界初の次世代オンコロジー会社を築くことです」と述べ、「今回の発表は、この目標に向けた私たちの今日の進捗状況と、明日への展望を示すものです。革新的な創薬エンジンから、腫瘍学領域の最も広範なパイプラインの1つまで、私たちは革新的な医薬品を世界中の患者様にお届けするのに有利な位置づけにあり、それをスピード、品質、目的をもってこなします」と語りました。

BeOneの統合されたエンド・ツー・エンドの研究開発モデルは、妥協のない効率性を追求しています。同社の差別化されたアプローチは、満たされていない患者のニーズを標的とした社内創薬、低い増分コストでの並行的な初期段階の探索、迅速な概念証明の生成を組み合わせることで、研究室から診療所への迅速な移行を可能にします。ニュージャージー州ホープウェルの旗艦施設を含め、世界各地で自社製造を行っているのは、同社が競争優位性を備えた設計の持続可能なビジネスモデルを持つことを意味しています。この厳格なモデルは、40を超える臨床・商業段階のパイプライン資産を促進していることから、業界で最も生産性のあるモデルとなっています。この研究エンジンを補完するため、BeOneは強固なグローバル臨床開発プラットフォームを構築しており、世界40か国で実施された170以上の治験にはこれまでに2万5000人以上の患者が組み入れられています。

血液がん領域で、同社のプログラムは自社保有の新薬候補によって推進されており、それには、ブルキンザ®(ザヌブルチニブ)という血液学製品群の根幹部分である第2世代コバレントBTK阻害剤、最高レベルの次世代BCL2阻害剤となる潜在性のあるソンロトクラックスのほか、BTK CDACであるBGB-16673が含まれます。CaDAnCe-101から得られた新たな臨床データは、慢性リンパ性白血病(CLL)を含む再発・難治性B細胞性悪性腫瘍患者向け画期的新薬のBTK分解誘導化合物となりうるBGB-16673の有望性を浮き彫りにしています。一方、ソノロトクラックスとブルキンザの併用療法は、CLLにおいて有望な有効性と最高レベルの固定期間治療の可能性を示しており、新たな標準治療の確立に向けた基盤を築いています。

固形腫瘍の領域で、BeOneはCDK4阻害剤BGB-43395を含む、PD-1阻害剤のテビムブラ®(チスレリズマブ-jsgr)を基盤とする複数の標的モダリティの開発を進めています。BGB-43395は明確な薬力学的活性を示し、向こう6~12か月以内に乳がん治療を目的とする承認申請可能な試験に進む見込みです。

B7-H4 ADC(BG-C9074)の有望な新データは、選択基準のない腫瘍を含むB7-H4発現腫瘍患者向けの画期的な治療選択肢となる可能性を示しています。さらに、新しいPRMT5阻害剤の初期データは、良好な安全性プロファイルと有望な有効性を示唆しており、競争の激しい肺がん領域で差別化できる可能性を裏付けています。

BeOneのR&Dグローバルヘッドのライ・ワン博士は「当社のR&Dチームは全力で取り組んでいます」とし、「科学者1200人以上、臨床開発・メディカル・アフェアーズの社員3700人以上が、腫瘍学の限界に挑んでおり、持続的なイノベーションを実現するためのインフラ、考え方、能力を構築してきました。向こう数年間に予想される臨床マイルストーンの数は並外れたものであり、アイデアから実行に移す機敏さが当社の差別化要因となっています」と語りました。

イベントには、BeOneのエグゼクティブ・リーダーシップ・チーム、シニア研究開発リーダー、著名なキー・オピニオン・リーダーらが登壇し、当社の科学的戦略と実行の勢いについて多面的な見解を提供します。ライブ・ウェブキャストは米国東部時間午前8時30分から開始され、以下の投資家情報セクションでご覧いただけます。BeOneのウェブサイトでは、アーカイブ版にもアクセスできます。

BeOneについて

BeOne Medicinesは、スイスに拠点を置くグローバルなオンコロジー企業で、世界のがん患者さんにより手頃な価格でアクセスしやすい革新的な治療法の発見と開発に取り組んでいます。血液がんや固形腫瘍にわたるポートフォリオを持つBeOneは、社内のノウハウと提携を通じて、多様な新規治療薬パイプラインの開発を加速させています。6大陸に1万1000人以上の従業員からなるグローバルチームを擁し、より多くの患者さんによる治療薬へのアクセスを大幅に改善できるよう取り組んでいます。

BeOneについての詳細はwww.beonemedicines.comをご覧ください。LinkedInXFacebookInstagramをフォローしてください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには、BeOneのパイプライン資産の将来の成功に関する記述を含め、1995年私的証券訴訟改革法やその他の連邦証券法で定義される意味の範囲内で将来見通しに関する記述が含まれています。それには、BeOneのパイプライン資産の将来的な成功に関する記述、革新的な医薬品を世界中の患者に迅速かつ高品質で提供するBeOneの能力、BeOneのパイプラインの生産性、新しい標準治療を提供するBeOneの資産の能力、BGB-43395が登録可能な試験に入るタイミング、および見出し「BeOneについて」にあるBeOneの計画、コミットメント、抱負、目標に関する記述が含まれます。実際の結果は、BeOneが治療薬候補の有効性と安全性を実証する能力、さらなる開発または販売承認を裏付けない可能性のある治療薬候補の臨床結果、臨床試験の開始、時期、および販売承認の進捗に影響を及ぼす可能性のある規制当局の措置、承認された場合に販売される医薬品および治療薬候補の商業的成功を達成するBeOneの能力、BeOneが医薬品および技術の知的財産の保護を取得し維持する能力、BeOneが医薬品開発、製造、商業化、その他のサービスを第三者に依存していること、BeOneが規制当局の承認を取得し、医薬品を商業化した経験が乏しいこと、BeOneが事業運営のための追加資金を獲得し、治療薬候補の開発を完了し、収益性を維持する能力、およびBeOneの最新のForm 10-Q四半期報告書の「リスク要因」の項、およびBeOneが米国証券取引委員会に提出したその後の報告書に記載されている潜在的リスク、不確実性、その他の重要な要因の説明でより詳細に説明されているリスクなど、さまざまな重要な要因の結果、将来見通しに関する記述で示されたものと大きく異なる可能性があります。本プレスリリースに記載されている情報はすべて、発表日現在のものであり、法律で義務付けられている場合を除き、BeOneはこうした情報を更新する義務を負いません。

BeOneのメディア関連資料については、当社の ニュースルーム をご覧ください。

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BeOne Medicines Ltd.

NASDAQ:ONC
Details
Headquarters: San Carlos, CA & Basel, Switzerland, California
CEO: John V. Oyler
Employees: 11,000+
Organization: PUB
Revenues: $3.8B USD (2024)


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