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パイン・アイランド・ニュー・エナジー・パートナーズとタイプワン・エナジー、核融合エネルギー サプライチェーンの成熟化に向け提携

米テネシー州ノックスビル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- プライベートエクイティのパイン・アイランド・ニュー・エナジー・パートナーズ(PINEP)とステラレータ核融合で市場をリードするタイプ・ワン・エナジーは、戦略的提携により核融合エネルギー産業のより強固なサプライチェーンの成熟化を促進することを発表しました。

世界の核融合業界が商業化に向け積極的な動きを見せる中、専用のコンポーネントと高度な製造能力の供給能力を改善・拡大する必要性がこれまで以上に増しています。PINEPは今回の提携を通じて、核融合産業のサプライチェーン企業が成長を続ける核融合産業のニーズを満たすため必要とする資本や経営支援を、それらの企業により適切に提供できるようになります。タイプ・ワン・エナジーはPINEPと協力し、この新興市場で成長し、成功を収めるため、高温超伝導体の製造、先進素材の提供、精密製造といった技術とノウハウを持つ企業を特定・評価する、諮問機関としての役割を担います。

パイン・アイランド・ニュー・エナジー・パートナーズのマネージングパートナーであるクリス・グッドは、「タイプ・ワン・エナジーと提携し、商業向け核融合分野の発展を可能にする企業を支援できることを嬉しく思います。当社の戦略は、核融合市場とより広範な電化市場の両方に役立つ重要な技術を提供する成長段階のサプライチェーン企業に重点を置いています。タイプ・ワン・エナジーの技術チームと協力することで、この変革期にある業界にとって重要な企業をより適切に評価し、サポートできるようになります」と述べています。

今回の発表は、テネシー川流域開発公社(TVA)とタイプ・ワン・エナジーがテネシー川流域地域で核融合発電所プロジェクトを共同開発・評価し、TVAがタイプ・ワン・エナジーのステラレータ核融合発電技術に基づく発電所を建設・運営するという先日の発表に続くものです。同社とPINEPの提携により、「Infinity Two(インフィニティー・ツー)」の建設に必要なサプライチェーンが強化されるとともに、核融合産業の拡大が図られ、これにより安全かつ豊富、そしてクリーンな2万ギガワットの核融合エネルギーに対する年間1兆ドルを超える世界市場の需要に応える。

タイプ・ワン・エナジーのCEOであるクリス・モウリーは、「核融合エネルギーを世界のエネルギー市場にもたらすには、効率的で信頼性が高く、さらに革新的なサプライチェーンを世界規模で構築する必要があります。PINEPと提携することで、当社の核融合産業の知識と彼らのノウハウを組み合わせ、より現実的な方法でこの課題に取り組むことができます」と述べています。

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