Onego Bio、Bioalbumen®のGRAS認定に関しFDAより「異議なし」の書簡を受領
Onego Bio、Bioalbumen®のGRAS認定に関しFDAより「異議なし」の書簡を受領
サンディエゴ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 精密発酵によって卵白タンパク質を製造する食品原料企業Onego Bioは、米国食品医薬品局(FDA)が、主力製品Bioalbumen®について、幅広い食品・飲料用途での使用条件下において一般的に安全と認められる(GRAS)との同社の結論に対し、「異議なし(No Questions)」の書簡を発行したことを発表しました。
GRAS通知番号GRN 1249への回答として伝えられたFDAの決定は、Bioalbumen®が鶏卵に含まれるものと同一のアミノ酸配列を持つ高機能のオボアルブミンタンパク質であり、食事用タンパク質の供給源として、また、ベーカリー製品、飲料、代替肉、菓子、ソースなどで発泡、ゲル化、結合剤として使用できることを確認しています。
糸状菌Trichoderma reeseiを用いた精密発酵によって製造されるBioalbumen®は、高品質な栄養を提供し、従来の卵タンパク質と同等の機能性を備えています。本製品は、食品メーカー向けに卵タンパク質の供給源を多様化することを目的としており、産業用途の卵生産全体の3分の1を占めるこの分野において、価格変動や生産中断を抑えつつ安定的な供給を可能にします。さらに、産業用卵の供給を補完することで、米国全体の食料安全保障と公衆衛生に対する鳥インフルエンザの脅威に強力に対抗する手段となります。
「FDAからのこのGRASに関する『異議なし』の書簡は、Onego Bioにとって重要なマイルストーンであり、長年にわたる科学的研究の集大成です」と、Onego BioのCEO兼共同創業者であるマイヤ・イトコネンは述べました。「Bioalbumen®は従来の卵タンパク質と同じ高品質の栄養と性能を提供します。当社の米国の商業部門および研究開発チームは、クラフトベーカリーから大規模食品メーカーに至るまで、多様なお客様に向けてサンプルの提供や試験のサポートを継続しています。」
FDAによる今回の結論は、Onego Bioが最近発表した、ウィスコンシン州ジェファーソン郡に主力生産施設を建設する計画に続くものです。同社はこの施設でBioalbumen®の製造を拡大し、持続的に高い需要に応えることで、あらゆる段階で途切れのない供給を確保します。このマイルストーンは、米国事業の拠点として同施設を位置づけるOnego Bioの自信を高めるとともに、より安全で持続可能なコモディティ原料を求める大手食品・飲料企業とのパートナーシップを後押しします。
「Onegoでは、誠実さと透明性が当社の事業、技術、知的財産、そしてお客様やパートナーとの協働を含むすべての活動の中心にあります」とイトコネンは付け加えました。「そのため、私たちはFDAのGRAS正式審査プロセスを選びました。その姿勢に基づく今回のFDAの結論は、当社が商業化する正当な権利を裏付けるものであり、お客様がBioalbumen®を信頼できる食品ソリューションとして安心して採用できると確信できるようになりました。」
Onego Bioについて
Onego Bioは、自社製品Bioalbumen®を通じて、より強靱な食料システムの構築を目指す食品原料企業です。Bioalbumen®は、天然の卵タンパク質と同一のアミノ酸配列を持つ、初の非動物由来卵タンパク質であり、精密発酵によって製造されています。従来の卵に含まれる主要タンパク質と同等の味、栄養、機能性を備えつつ、環境負荷を約90%低減します。その比類なき汎用性により、幅広い用途に適しており、食品メーカーにとってコストと供給の安定性を高めることができます。詳細は www.onego.bioをご覧ください。
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