-

第26回国連世界観光機関総会がリヤドで開幕

  • 国連世界観光機関は、創設50周年を迎え、世界各国から観光業界のリーダーが集結し、観光の未来を形づくります。
  • アハメド・アル・ハティーブ観光大臣 :「観光は世界で最も強力な雇用とGDPの創出源のひとつです。サウジアラビア王国は、持続可能な開発目標(SDGs)と調和しながら、その成長を支える重要な役割を果たします」
  • ズラブ・ポロリカシュビリ国連世界観光機関事務局長:「国連世界観光機関総会は、世界中の観光リーダーが一堂に会し、今後の議題を定め、より革新的で包括的な観光セクターを構築する場です。ここリヤドから、観光の未来への道筋を示します」

サウジアラビア、リヤド--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 第26回国連世界観光機関総会がリヤドで開幕しました。湾岸協力会議(GCC)地域で初の開催となる今回の総会は、国連世界観光機関の創設から50周年を迎える歴史的な節目であり、過去最大規模の会合となります。加盟国から約160の代表団が参加し、観光大臣や政府高官、業界リーダー、市民社会の代表が「AIがもたらす観光ー未来の再定義」をテーマに、50年にわたる国際的な協力を祝います。

本総会はサウジアラビア観光省が主催し、国連世界観光機関および多様なパートナーと連携して綿密に準備されました。この協力体制は、同国が観光産業の発展と国際的な対話の促進に積極的に取り組んでいることを示しています。

過去半世紀にわたり、国連世界観光機関は旅行を通じて経済的機会の拡大、異文化理解、そして平和の推進を担ってきました。観光業が急速なデジタル変革を遂げ、人々が目的地を見つけ、予約し、体験する方法が変わるなか、今年の総会ではAIが雇用、中小企業、地域の観光資源管理、そして持続可能な開発目標を支援する形で人と地域に貢献できるようにすることを重視しています。

今後数日間にわたり、参加者は4つの全体会合、7つの専門委員会による多数の会合、そして執行理事会の第124回および第125回会合(同機関の最高意思決定機関)に出席します。議題は、AIとデジタル変革が観光業の持続的かつ包摂的な成長をどのように促進し、国際協力を深められるかを議論する内容となっています。

アハメド・アル・ハティーブ観光大臣は次のように述べています。「サウジアラビアは、国連世界観光機関の50年にわたる協力と成果を祝う第26回国連世界観光機関総会に、世界の皆様をお迎えできることを誇りに思います。今週は、私たちの産業にとって転換点となる重要な週です。AIによるイノベーション、人材育成、持続可能性、そしてより強固なつながりを通じて、観光の未来を形づくる機会となるでしょう。

観光は繁栄と相互理解をもたらす世界で最も力強い原動力のひとつです。雇用を創出し、中小企業を支え、文化を結びつけます。『ビジョン2030』のもと、私たちはこの成長が機会と包摂性をさらに高めるよう取り組んでいます。そして、サウジのおもてなしの心をもって世界の皆様をお迎えします」

ズラブ・ポロリカシュビリ国連世界観光機関事務局長は次のように述べています。「国連世界観光機関総会は、世界各地のリーダーが集まり、観光業の将来の議題を定め、より革新的で包括的なセクターを築く場です。これからの数日間で、多様で活力ある加盟団体の会合、そして総会のセッションを通じて、リヤドは観光の力――変革、近代化、そして機会創出の原動力――を世界に示すことになるでしょう。私たちは共にテクノロジーの力で、経済の多様化を進め、世界中で何百万人もの人々に雇用を生み出すポジティブな変化を起こすことができるでしょう」

開会式が行われるリヤドは、最先端の会場と活気あふれるホスピタリティ産業で世界を迎え入れ、サウジアラビアが国際的な交流と卓越性への取り組みを体現します。

第26回総会の開催国として、サウジアラビアは国連世界観光機関の理念のもと、成長・持続可能性・多国間協力の推進を牽引し続けています。国連機関との長年のパートナーシップは、積極的な関与や共同プロジェクト、歴史的な成果によって特徴づけられています。その中には、リヤドにおける国連世界観光機関初の中東地域事務所の開設や、2023年・2024年における執行理事会議長国としての2期連続就任などが含まれます。

サウジアラビア観光省について

サウジアラビア観光省は、「サウジ・ビジョン2030」に沿って国内の観光産業の発展を主導しています。観光業の成長を促進し、国の経済多様化を支援するとともに、サウジアラビアを世界的な観光地として位置づけることを使命としています。革新的な政策と規制の策定、魅力的な投資環境の整備、民間セクターの支援、そして次世代の人材育成を通じて、観光産業の可能性を引き出しています。

国連世界観光機関について

国連世界観光機関は、責任ある・持続可能な・誰もがアクセスできる観光を推進する国連の専門機関です。160の加盟国、6の準加盟国、500を超える賛助会員と連携し、観光を経済成長・包摂的発展・環境保全の主要な原動力として位置づけています。

国連世界観光機関総会について

国連世界観光機関総会は、国連世界観光機関の主要な意思決定機関です。

2年に一度開催され、予算および業務計画の承認を行うとともに、観光産業にとって重要な課題について議論を行います。また、4年ごとに事務局長の選出を行います。総会は、正加盟国および準加盟国で構成されており、賛助会員や他の国際機関の代表者もオブザーバーとして参加します。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

For media inquiries: Media-Center@mt.gov.sa

Ministry of Tourism Saudi Arabia



Contacts

For media inquiries: Media-Center@mt.gov.sa

More News From Ministry of Tourism Saudi Arabia

サウジアラビア、11月に第26回国連世界観光機関(UN Tourism)総会を開催 創設50周年を記念

サウジアラビア・リヤド--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- サウジアラビア王国は、11月7日から11日にかけて第26回国連世界観光機関(UN Tourism)総会をリヤドで開催します。本総会は、「AIがもたらす観光:未来の再定義」をテーマに掲げ、国連の専門機関として観光分野で築いてきた50年にわたる協力関係を記念するものです。 観光省が代表となり、サウジアラビアは160を超える加盟国、国際機関、そして世界の観光業界リーダーをリヤドに迎えます。参加者は観光産業のより明るく持続可能な未来を確かなものとし、今後50年の世界観光の発展を見据えた対話を行います。 サウジアラビア観光大臣のアハメド・アル・ハティーブ閣下は、世界各国にリヤドへの参加を呼びかけ、観光外交における歴史的な節目となるこの総会への招待を表明しました。「観光業界における世界的な行動を再定義するこの重要なセッションで、観光分野のリーダーたちをお迎えできることを楽しみにしています」と述べました。 サウジアラビアが湾岸協力会議(GCC)加盟国として初めて国連機関の総会を開催することについて、アル・ハティー...
Back to Newsroom