ハーマン、サウンド・ユナイテッドの買収を完了し、プレミアム・オーディオ分野のリーダーシップを拡大

受賞歴を持つサウンド・ユナイテッドのオーディオ・ブランドとの戦略的統合により、ハーマンの製品ポートフォリオが強化され、事業成長を後押し

スタンフォード、コネチカット州--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- サムスン電子株式会社の完全子会社であり、自動車、コンシューマー、エンタープライズ市場向けのコネクテッド技術に注力しているハーマン・インターナショナル（以下「ハーマン」）は、マシモ・コーポレーション（NASDAQ：MASI）の旧コンシューマー・オーディオ事業であるサウンド・ユナイテッドの買収を完了したことを発表しました。サウンド・ユナイテッドのブランド・ポートフォリオには、Bowers & Wilkins、デノン、マランツ、Definitive Technology、Polk Audio、HEOS、クラッセ、ボストン・アコースティックスといった著名なオーディオ・ブランドが含まれています。

この戦略的な節目は、ハーマンの中核事業であるオーディオ事業およびホームオーディオ、電子機器（アンプ、ハイファイコンポーネント、AVR）、ヘッドホン、カーオーディオといった主要製品カテゴリーにおける事業基盤の大幅な拡大を示しています。サウンド・ユナイテッドの優れたブランド・ポートフォリオと、国際的に事業展開しているオーディオ事業を組み合わせることで、ハーマンは業界でも有数の包括的なオーディオ・ポートフォリオを提供できる体制となりました。その結果、消費者に対し、より幅広い選択肢、さらなる技術革新、そして様々なリスニング環境における質の高い体験を提供することが可能になります。

ハーマンのライフスタイル部門プレジデントであるデイブ・ロジャース氏は次のように述べています。 「ハーマンのビジョンは、卓越したオーディオ体験を通じて人々の生活を豊かにすることです。サウンド・ユナイテッドの魅力的なブランド群は、音への情熱、革新、品質へのこだわりに根ざしており、ハーマンの価値観と完全に一致するものとなっています。本取引は、あらゆる関係者にとって大きな成長機会を切り開くものです。ハーマンのこれまでの成功の歩みをさらに発展させ、オーディオ分野のリーダーとして新たな成長を実現する戦略を強化します。」

サウンド・ユナイテッドは、ハーマンのライフスタイル部門内において独立した戦略的事業ユニット（SBU）として運営されます。この体制により、各ブランドの伝統、専門性、そして忠実な顧客基盤を、それぞれのアイデンティティの中核として維持することができます。ハーマンのグローバルなリソースと事業規模を背景に、サウンド・ユナイテッドのブランドは能力を強化しつつ、より広範な市場展開を実現し、それぞれの独自の目標を追求しながら市場での成功をさらに高めていくことが可能となります。

サウンド・ユナイテッドから加わった新たなブランド、専門性、人材により、ハーマンはオーディオ技術の進展を加速させ、市場での存在感を拡大し、音・文化・技術の交差点における信頼されるグローバルリーダーとしての地位をさらに強化していきます。

デイブ・ロジャースのインタビュー動画はこちらから視聴できます：https://youtu.be/2UDhf-9qYSI

B-roll映像はこちらから視聴できます：https://youtu.be/2UuKM0Nrjtk

ハーマンについて
ハーマン（harman.com）は、世界中の自動車メーカー、コンシューマー、企業向けに、コネクテッド・カー・システム、音響・映像製品、エンタープライズ・オートメーション・ソリューション、IoT関連サービスなど、コネクテッド製品およびソリューションを設計・開発しています。AKG®、Harman Kardon®、Infinity®、JBL®、Lexicon®、Mark Levinson®、Revel®といった著名ブランドを擁し、世界中のオーディオファンやミュージシャン、エンターテインメント施設から高く評価されています。現在、世界で5,000万台を超える自動車にハーマンのオーディオおよびコネクテッド・カー・システムが搭載されており、同社のソフトウェア・サービスは、職場、家庭、車載、モバイルなど、あらゆるプラットフォームでの接続性・統合性・セキュリティを実現する数十億台のデバイスやシステムを支えています。ハーマンの従業員数は約3万人で、アメリカ、ヨーロッパ、アジアに展開しています。2017年3月には、サムスン電子株式会社の完全子会社となりました。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。