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Boomi、オーストラリアにデータ主権対応の統合ソリューションを導入

新たにシドニーベースで展開することで、AI、アナリティクス、規制リスクの管理を行う企業向けに高速かつ安全で、コンプライアンスを徹底したデータ移動を実現

シドニー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- AIを活用した自動化の大手であるBoomi™は本日、オーストラリア国内のデータセンターから「Boomiデータ統合」のローカル提供を開始したことを発表しました。これにより現地の企業は、国内規制に準拠したデータ移動をより高速かつ安全に行うことができるようになります。

今回の展開は、最新のデータ統合プロバイダーであるRiveryをBoomiが買収したことを受けたものです。これは、地域インフラに対するBoomiの戦略的な投資と、オーストラリアが直面している喫緊のデータ課題の解決に取り組む同社の姿勢を浮き彫りにしています。

Boomiデータ統合のシドニーベースのインスタンスが稼働したことで、オーストラリアの組織は、ログ方式の変更データキャプチャ(CDC)やほぼリアルタイムのELT(抽出・ロード・変換)パイプラインを、完全に国内環境で展開できるようになります。つまり、機密データが国境を越えることなく、レイテンシーが低減され、現地データ主権に関する法律への準拠も明確になるということです。

「Boomi Data Integrationは、DataHubと並ぶ、Boomiのデータプラットフォームにおける強力な追加機能であり、オーストラリアとニュージーランドのユーザーに対してビッグデータに対応する能力を提供します。しかも、Boomiユーザーにとっては当たり前で、信頼されているノーコード・ローコードの操作体験は変わりません」とBoomiのパートナーであり、オーストララシア地域のデータ・統合コンサルティング会社であるアダプティブの共同創業者のニコライ・ブラッキー氏は述べています。

今回のサービス展開は、1988年プライバシー法、オーストラリアのプライバシー原則(APP)、APRAのCPS 234、マイ・ヘルス・レコード法を含む業界フレームワークに基づく規制要件に対応しています。Boomiの顧客は、金融業、政府機関、教育機関、医療機関など、厳格な規制の対象となる業界にまたがっており、これらのすべてがコンプライアンスの強化、信頼性の向上、データの俊敏性の恩恵を受けることが見込まれます。

この最新の開発はBoomiの統合プラットフォーム戦略をさらに強化するもので、この戦略には、統合、API管理、データ管理、AI対応を、AI駆動のインテリジェンスという単一レイヤー下にまとめるという狙いがあります。さらに、分断された個別ソリューションへの依存を減らし、技術スタックを簡素化して、安全かつ大規模なデジタル・トランスフォーメーションをより迅速に進められるように顧客を支援します。

「AIエージェント、予測モデル、リアルタイム分析において共通して求められることは、信頼できるデータを迅速かつ安全に届けることです」とBoomiのアジア太平洋・日本地域担当最高技術責任者(CTO)であるデイビッド・イレッキは述べています。「しかしオーストラリアでは、特に金融業界、政府機関、医療機関などのセクターを考える場合、コンプライアンスがスピードと同じくらい重要になります」

「Boomiデータ統合のローカル展開が始まることで、データ主権に関わるAI関連のコンプライアンス上の障壁が取り除かれ、一方でパートナーやエンドユーザーにはイノベーションを起こすのに必要となるほぼリアルタイムのデータ機能が提供されるようになります」

追加資料

Boomiについて

AIを活用した自動化をけん引するBoomiは、世界各地の企業におけるあらゆる接続、業務プロセスの自動化、ビジネス成果創出の加速を実現します。Boomi Agentstudioを含むBoomiエンタープライズ・プラットフォームは、データ、API、AIエージェントの管理をひとつの包括的なソリューションとして統合と自動化を提供します。2万5000社を超える顧客の信頼を集め、800社以上のパートナー・ネットワークに支えられているBoomiは、エージェンティック・トランスフォーメーションを推進し、あらゆる規模の企業に俊敏性、効率性、イノベーションをもたらす支援をしています。詳細は、boomi.comをご覧ください。

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