アクセレラ、bpのリンゲン・グリーン水素プロジェクト向けに100MWの電解槽システムを供給

インディアナ州、コロンバス--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- カミンズの

アクセレラ^™（Cummins Inc. [NYSE：CMI] のゼロエミッション事業部門）は、ドイツにおけるbpのリンゲン・グリーン水素プロジェクト向けに、100メガワット（MW）のプロトン交換膜（PEM）電解槽システムを供給する予定です。このプロジェクトは、bp史上最大の水素製造プラントとなり、アクセレラ最新のHyLYZER PEM ^®電解槽技術を活用します。

bpのリンゲン・プロジェクト向けの水素製造システムは、アクセレラがこれまでに組み立てた中で最大の電解槽システムである20基のPEM HyLYZER^®-1000電解槽ユニットで構成され、スペイン・グアダラハラにあるアクセレラの新しい電解槽工場で製造されています。2027年に本格稼働開始後、100MWの電解槽システムによって年間最大11,000トンのグリーン水素が生産される予定です。

アクセレラの電解槽部門のバイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーであるアンドレアス・リッパートは、次のように述べています。「このプロジェクトは、アクセレラにとって重要な節目であり、ドイツおよびヨーロッパのエネルギー転換にとっても大きな前進となります。bpのような業界リーダーと100MWのシステムで提携することは、革新的で産業規模のソリューションを提供し、顧客の脱炭素目標の達成を推進するとともに、グリーン水素経済の成長を続ける当社の能力を強調しています。」

プロジェクトのハイライト

• 持続可能な生産：アクセレラの100MW電解槽システムは、洋上風力による再生可能エネルギーで稼働し、最終的にグリーン水素を生産します。
• 地域への影響：プラントで生産された水素は、bpのリンゲン製油所や、鉄鋼・化学メーカーを含む地域の産業顧客を支援し、ドイツの水素経済の発展に貢献します。
• 技術革新：このプロジェクトでは、アクセレラの最も高性能なPEM電解槽技術を採用し、向上させた効率性およびスケーラビリティを持つ最適化されたシステム設計を実現します。

bpの水素および炭素回収・貯留部門のシニア・バイスプレジデントであるフェリペ・アルベラエス氏は、次のように述べています。「リンゲン・グリーン水素プロジェクトは、大規模な水素事業が地域経済に利益を生み、パートナーの持続可能性目標を支援し、低炭素型の産業運営への移行を加速できることを示しています。bpのリンゲン製油所は70年以上にわたり、ドイツの産業に必要なエネルギーを供給してきました。これから今回のプロジェクトを通じてその役割を進化させ、低炭素水素を提供することで、自社事業および地域産業の脱炭素化を支援していきます。」

グリーン水素経済の発展
電解槽は再生可能エネルギーを活用することで、クリーン・エネルギーへの移行を加速する重要な要素であるグリーン水素を生成します。アクセレラは大規模水素生産における大手であり、世界中に600基以上の電解槽ユニットを導入しており、カナダ・ケベック州の20MW施設や米国フロリダ州の25MWシステムなどを含む、最先端のPEM電解槽システムの運用をグローバルに支えています。

カミンズのアクセレラ^™について
カミンズのアクセレラは、世界の経済的に最重要な産業向けに多様なゼロエミッション・ソリューションを提供し、持続可能な未来への移行の加速を支援しています。Cummins Inc.の事業部門であるアクセレラは、バッテリー、水素燃料電池、eアクスル、トラクション・モーター、インバーター、統合型パワートレイン・ソリューション、電解槽に特化した部品供給と統合の両方を担っており、現在、北米、ヨーロッパ各地、中国で事業を展開しています。

カミンズは、世界的なパワー・ソリューションのリーダーであり、補完的な事業部門を持つ企業として、多様なパワー・ソリューション・ポートフォリオの設計、製造、流通、サービスを提供しています。同社は米国インディアナ州コロンバスに本社を構え、より豊かな世界の実現に取り組む約75,500人の従業員を擁しています。またカミンズは、190以上の国と地域で強力な流通およびサポート・ネットワークを展開しています。2023年において、同社の売上は341億ドル、純利益は約7億3,500万ドルでした。

カミンズのアクセレラについての詳細は。accelerazero.comをご覧ください。

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