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日本酒造組合中央会が2024年日本酒輸出データを発表。前年比106%で過去最高の80ヶ国へ

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 【2024年の日本酒輸出実績について】

日本酒造組合中央会が2024年の日本酒輸出に関するデータを発表した。2024年、日本酒の輸出額は前年比106%の435億円、345万ケース(9L換算)に達し、過去最多の80ヶ国へ輸出された。2020年と比較すると、輸出金額は1.8倍に、平均単価は1.3倍に増加し、輸出対象国・地域は19ヶ国増加した。過去5年間で、プレミアム日本酒の市場拡大が進んだと言える。

地域別では、輸出金額の61%を占めるアジア市場は若干前年を割ったものの、アジアにおける輸出対象国の一つである韓国は129%と大幅に伸長し、タイやマレーシアも実績を伸ばした。北米市場は127%増と大きく伸長し、ファインダイニングでの採用が進んだ。西欧は前年比118%となり、5年前から2.5倍に急成長し、ワイン業界との協力が功を奏した。特に英国は同期間で約3倍、フランスは約2.6倍と急成長を遂げた。

【日本酒酒造組合の2024年の主な活動と今後の展望】

日本酒造組合中央会は、日本酒の正しい認知拡大を目的に国際ソムリエ協会やフランスソムリエ協会と連携し、取り組みを強化している。2024年はスペインで行われた ASI主催のBoot Campでは、若手ソムリエに最新の日本酒の知識を伝達すべくマスタークラスを実施した。加えて、ProWeinやProWine São Paulo、Warsaw Wine Experienceなどの国際的な展示会に出展し、販路拡大を進めた。

2024年の重要なトピックスは、35年の歴史ある欧州・中東・アフリカソムリエ選手権(旧Best Sommelier in Europe )決勝のサービスタスク中に日本酒が出題されたことである。ソムリエにとって日本酒は無視できない存在になり、日本酒の国際的認知が向上した1年となった。2024年12月に「日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを追い風に、2025年は中南米・東欧・東南アジア市場への展開を強化し、さらなる輸出拡大を目指す。

Contacts

お問い合わせ先:
井谷健
takeshi.itani@sakeexperiencejapan.com

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