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CSC、ドメイン制御認証サービスを開始し、証明書ライフサイクル管理を効率化

ドメイン認証の簡素化により運用負荷の軽減、証明書発行の迅速化、業界全体の変化に対応するための体制構築を実現

デラウェア州、ウィルミントン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 企業向けドメイン・セキュリティのプロバイダーであり、ドメイン管理、ブランド保護、詐欺対策ソリューションの分野における世界的大手企業のCSCは、「ドメイン制御認証サービス(DCVaaS)」の開始を発表しました。この独自のサービスは、CSCのTrusted Secureデジタル証明書を利用するすべてのお客様に対して、セキュア・ソケッツ・レイヤー(SSL)/トランスポート・レイヤー・セキュリティ(TLS)証明書の認証プロセスを簡素化および迅速化することを目的としています。

DCVaaSは、ドメイン制御認証のための効率的かつ集中的なソリューションをユーザーに提供し、証明書更新時の繰り返し認証が不要となります。本サービスは証明書ライフサイクルの管理に必要な時間と労力を大幅に削減することから、証明書の有効期間が短縮されつつある業界の動向において、不可欠なツールとなります。

このサービスは、デジタル証明書業界が進化を遂げている重要な時期に開始することとなります。特に、CA/Browserフォーラムは2026年3月より、証明書の有効期間およびドメイン制御認証(DCV)の再利用期間を200日に短縮することを発表しています。これらの期間は年々短縮され、最終的には2029年までに証明書の有効期間がわずか47日、DCVの再利用期間が10日まで短縮される予定です。さらに、WHOISによるメール認証は2025年7月15日をもって廃止されます。これらの変更はセキュリティの強化および機動性の向上を目的としていますが、リアルタイムで拡張性があり、標準に準拠した、代替かつ将来を見据えた認証ソリューションの必要性が求められます。

DCVaaSの主な利点は以下の通りです。

  • 認証ワークフローの簡素化:1回の認証で重複を排除し、効率を向上させます。
  • 証明書発行の迅速化:リアルタイム認証により、デジタル証明書の発行遅延を削減します。
  • 管理負担の軽減:認証記録を一元管理することで、手作業を減少します。
  • 業界の変化への将来的対応:証明書の有効期間短縮やWHOISメール認証の廃止に対応可能な設計となっています。

「デジタル証明書の発行には、特定のプロセスと相当な作業が伴います。また、更新時にも同じ手順を繰り返す必要があります。DCVaaSは、証明書管理における大きな課題である、繰り返し発生する時間のかかる認証に対処します」と、CSCセキュリティ製品・サービス部門のテクノロジー担当シニアディレクターであるマーク・フレッグは述べています。「DCVaaSは処理時間を半分以上短縮することが可能であり、企業はこれまでになく迅速に証明書を展開できるようになります。WHOISメール認証の廃止や証明書の有効期間の短縮が進む中、DCVaaSは組織がコンプライアンスを維持し、柔軟性を保ち、常に一歩先を行くことを可能にします。」

DCVaaSがどのように貴社のデジタル証明書管理戦略を支援できるかについて、詳細をご希望の方はcscdbs.com.からCSCへお問い合わせください。

CSCについて

CSCは、「フォーブス・グローバル2000」および「世界で最も価値のあるグローバルブランド100(インターブランド®)」に選ばれている、信頼性の高いセキュリティおよび脅威インテリジェンスのプロバイダーです。当社は、ドメイン・セキュリティや管理、さらにデジタル・ブランドと詐欺対策を重点分野としています。グローバル企業がセキュリティ体制に多大な投資を行う中、当社のDomainSecSMプラットフォームは、企業がサイバーセキュリティ上の見落としを把握し、オンライン上のデジタル資産およびブランドを保護するための支援を提供します。CSCの独自技術を活用することで、企業は自社のセキュリティ体制を強化し、オンライン資産やブランドの評判を標的とするサイバー脅威の攻撃経路から守ることができ、甚大な収益損失を回避することが可能です。CSCはまた、オンライン・ブランド保護も提供しています。このサービスは、オンライン・ブランドのモニタリングと執行活動を組み合わせたものであり、ファイアウォールの外側で特定のドメインを標的とする様々な脅威に対して、多角的な視点を提供します。また、攻撃初期段階でのフィッシング対策を行う不正防止サービスも、当社のソリューションを構成する重要な要素です。CSCは1899年から米国デラウェア州ウィルミントンに本社を構えており、米国、カナダ、ヨーロッパ、アジア太平洋地域にオフィスを展開しています。CSCは、私たちは、お客さまがどこにいてもビジネスを展開できる世界的企業であり、サービスを提供するすべてのビジネスで専門家を採用することで、それを実現しています。cscdbs.comも合わせてご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Joyson Cherian
W2 Communications
CSC@w2comm.com
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CSC

Details
Headquarters: Wilmington, DE
Website: cscglobal.com
CEO: Rod Ward
Employees: 7500
Organization: PRI


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