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ヒストソニック、有力投資家コンソーシアムによる22億5000万ドルの買収を発表

買収により、当社の革新的なEdison®(エジソン)ヒストトリプシー・プラットフォームと非侵襲的腫瘍療法のグローバル展開が加速

ミネアポリス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Edison®(エジソン)ヒストトリプシー・システムおよび新規ヒストトリプシー治療プラットフォームの開発企業であるヒストソニックスは、K5グローバル、ベゾス・エクスペディションズ、ウエリントン・マネージメント、および新規・既存の投資家を含むグローバルに認知された民間・公的投資家のシンジケートによる経営陣主導の過半数株式取得を発表しました。取引によりヒストソニックスは約22億5000万ドルの評価を受け、新規臨床適応とグローバル市場におけるエジソン・システムの成長加速が可能になります。

ヒストソニックスは、社長兼最高経営責任者(CEO)のマイク・ブルーと経営陣が引き続き率いていきます。ブルーは取引完了後、取締役会会長を兼務します。

「当社が企業として徹底して重視してきたのは、スピードと規模、そして今あるどの選択肢よりも優れた治療法を患者にいち早く提供することです」とブルーは述べています。「新たなパートナーとなるこのグループは、業界全体を変革するカテゴリー定義企業を支援してきました。支援により企業としての水準が向上し、勢いが加速され、新たな臨床適応への拡大を押し進めながら、当社の革新的治療法を緊急に必要とする世界中の患者の皆様にお届けできるようになります」

ヒストソニックスは、肝腫瘍への初期の焦点を腎臓、膵臓、前立腺の適応症へ拡大し、長期的なビジョンとして、体全体の広範な臨床応用において良性疾患と悪性疾患の両方を治療するヒストトリプシーの普及を目指しています。

「ヒストソニックスが際立っていたのは、その技術だけでなく、チームが画期的な技術を実際の臨床成果に迅速かつ明確に結びつけていることです」と、K5グローバルの共同創設者兼マネージングパートナーであるブライアン・バウム氏は述べています。「病院からのシステムの注文は継続的に増加し、患者需要も急増しており、そして臨床結果は言わずとも明らかです。ヒストソニックスと提携したのは、今が科学、実行性、機会がすべて整った稀有な瞬間だからであり、それによる利益が世界中のあらゆる病院に届くよう支援していきます」

ヒストソニックスは2009年に設立され、2023年10月にFDAのDe Novo承認を取得しており、細胞内レベルで、かつ従来の手技における侵襲性や毒性なしに、標的組織や腫瘍の機械的な破壊・液化のため、非侵襲的な焦点超音波エネルギーを活用しています。

現在、米国有数の医療センター50か所以上で2000人を超える患者がエジソン・システムによる治療を受けており、年末までにさらに50か所でシステム導入が計画されています。当社は、肝臓、腎臓、膵臓、前立腺など複数の臓器系における広範な前臨床研究や臨床研究に支えられ、現在、肝腫瘍、腎腫瘍(HOPE4KIDNEY Trial NCT05820087)、膵腫瘍(GANNON Trial NCT06282809)を対象とした臨床試験の患者募集を進めており、近いうちに他の臨床試験を開始する計画を立てています。

取引の追加参加企業には、アルファ・ウェイブ・ベンチャーズ、ベンチャー・インベスターズ・ヘルス・ファンド、ルミラ・ベンチャーズ、ハッテラス・ベンチャー・パートナーズ、アーリーステージ・パートナーズ、アムザック・ヘルス、ヘルスクエスト・キャピタル、ヨンジン・ベンチャー、ウィスコンシン州投資委員会、ミシガン州退職金制度、ジョンソン・エンド・ジョンソン(同社のコーポレート・ベンチャー・キャピタル組織であるジョンソン・エンド・ジョンソン - JJDC, Inc.(JJDC)を通じて)などの既存投資機関・企業に加え、アルファJWCベンチャーズなど、世界有数のグローバル投資企業が含まれます。

ヒストソニックスの財務顧問はシティが、法律顧問はフォックス・ロスチャイルドが務めました。投資シンジケートの財務顧問はモルガン・スタンレー & Co. LLCが、法律顧問はオリックの支援を受けたクーリーが担当しました。ヒストソニックスの既存の主要株主の法律顧問は、ウィルソン・ソンシーニ・グッドリッチ・アンド・ロサーティが務めました。

ヒストソニックスについて

非上場の医療機器メーカーであるヒストソニックスは、集束超音波を用いて不要な組織や腫瘍を機械的に破壊・液化する新しい作用機序であるヒストトリプシーという科学的方法を活用した、非侵襲的プラットフォームおよび独自の超音波ビーム療法を開発しています。現在、米国および選定されたグローバル市場において、肝臓治療用のエジソン・システムの商業化に注力するとともに、腎臓、膵臓、前立腺や他の臓器へのヒストトリプシーの適応拡大も図っています。ヒストソニックスは、ミシガン州アナーバーとミネソタ州ミネアポリスに事業所を構えています。エジソン・ヒストトリプシー・システムの詳細については、www.histosonics.comをご覧ください。患者関連情報については、www.myhistotripsy.comになります。

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